2013年5月21日火曜日

働くママの環境についていろいろ

働くママについていろいろ考えてみたい。

最近、待機児童とかよく話題になっているけれど、認可保育園にこだわらなければ結構入れるのではないの? よくわからないけどあまりそういうところに触れている記事を読んだことがない。うちよりも3年ほど前に出産した友達は、認可に入れるまでは認可外に預け、8万円/月だと言っていたかな。しかも職場近くに保育園を見つけ、ラッシュのなか子どもを抱いて通勤していたとか。過酷だ。うちは最寄りの駅前の認可外(認証)保育園で、6万円弱だった。恵まれているんだろうか。

フランスでは、出産した後に復帰するのが当たり前で、何かの事情で専業主婦していると周りからの「早く復帰すれば」といったプレッシャーがあるのだとか。Twitterでチラリと読んだだけだから真偽のほどは怪しいかもしれないけれど、確かに女性が復帰しやすくなったら「どうして働かないの?」なんて風潮になるのかもしれない。日本人は男女含めて主婦願望の強い人も結構いるようだし、全体の総意としてそういう環境は望んでいないんだろうなと思う。そうだとしたらやっぱり同じような環境作りは難しい。

ラジオで「子どもが熱を出したときにしっかりと休める会社にならなくてはいけないと思います(女性)」というハガキが読まれていた。この方は、急に言われても代わりのできる仕事しかしたことがないのだろうか。例えば(偏見だったら申し訳ないけれど)販売や接客なら人さえいて代わってもらえれば大丈夫なのかもしれない。私が過去にやっていたファーストフード店なんかもそうで、この人じゃなきゃ、っていう仕事はあまりない。でも当然ながら世の中そんな仕事ばかりじゃなくて、同僚や上司の理解があっても穴埋めができない仕事は山ほどある。以前ワーキングマザーの方の取材をしたことがあり、1週間前から日程が決まっていた。当日話を聞くと「実は今日も子どもが熱を出してしまって」と言う。でも取材対象はその人でないといけないし、編集者、ライター(私)、カメラマンなどの関係者が多すぎて、リスケが簡単にできる状況ではない。その方は旦那さんに会社を休んでもらったそうだが、そういう状況・仕事はいくらでもある。

そこで役立つのは病児保育なんだけど、人件費ってやっぱり高くて、民間の病児シッターさんをお願いすると1日で1万8000円とか。一回どうしようもないときに頼んでみようかとも思ったが、その時は熱が下がったかなにかで、利用しなくて済んだ。1万8000円って、パートの女性だったら2日分以上とか余裕で吹っ飛ぶ金額。しかも子どもにもよるが、1日で治る病気ってそんなに多くない。私は幸いにも実母や義母にお願いできることが多いので助かっている。ただ、それも運次第。先約が入っていて来られないこともある。

病児保育所もある。これはかなり安い。1日2000円だったか、5000円だったか。ただ、お医者さんに書類を書いてもらい、前日の18時までに申込みをしなくてはならない。これはハードルが高い。タイミングが合わず、これまで利用することはなかった。

個人的には、一番何とかして欲しいのは病児保育かもしれない。保育園に入れないと働けない、のも辛いけど、働いて責任のある仕事を任されても、子どもが熱を出すと仕事を全うできないのはキツイ。これは自分も辛いけど、周りにどれほどの迷惑を掛けてしまうか。幸いにも、絶対に私が行かなければならず、絶対に動かせない取材のときに、子どもの不調、さらに実母or義母が来られないという状況が重なったことはないけれど、打ち合わせに行けなかったようなことは何度かある。ここだけの話、子どもの熱ではなく、自分の体調不良を理由にするのですけどね(スイマセン)。子どもの不調を理由にすると、やっぱり仕事を任せるのを不安に思われてしまうだろうし、理解できない人はいくらでもいるだろうし。また、人との約束さえクリアできればいいかと言えばそうではない。仕事が詰まっているときだったりすると、子どもを病院に連れて行ったり看病することで仕事が進まず、徹夜したり、朝2時に起きたり、土日を利用して巻き返さなくてはならない。ただ、子どもが熱を出さなくても仕事が詰まっていて「明日は2時起きかなー」なんてこともあり、そんなときに熱を出されると涙目。社内や取引先に泣きついて締切りを延ばしてもらい、土日にやるようなことも数えきれずあったような。まあそれは、自分の問題ですね。

・・・まだ他にもあるけれど、また今度。

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