2014年1月31日金曜日

「赤ちゃん返り」対策

それはそれは恐れていた「赤ちゃん返り」。
長男はまったくそんなそぶりがなくて、すんごく助かっている。
運が良かった! と思っていたのだけど、先日の「こんにちは赤ちゃん訪問(保健所の人が一ヶ月のころに家に来ていろいろ教えてくれる)」で「上手に声掛けしてるのね」と何度も言われ、そういえばいろいろ気をつけてたな、と思ったので覚え書き。

何人かの先輩ママたちが「赤子はまだわからないから、上の子に向けて『あなたが1番よ』と言ってあげればいい」と言うのを聞いたことがあったけど、なんか嘘ついて取り繕ってるみたいで気が進まない。だから「あなたが1番」はほとんど言ったことがないと思う。

私が大事なことを話すのはもっぱら寝る前のピロートークw なぜかお互いに素直になれる場所。

前にブログでも書いたけど、妊娠して間もなくはなんとなく2人目をイヤそうにしていた長男くん。「赤ちゃんが生まれても、長男君を大好きなのは変わらないよ」と言うと「そんなの知らなかったよ」と半ベソ。不安だったんだろうな。それからは、お腹の子をかわいいと思ってくれるようになったみたい。

「赤ちゃんが生まれたら、1人で何もできないからママがいろいろお世話しなくちゃいけないけど、大丈夫?」
「長男君と一緒に遊べる時間が少なくなっちゃうかもしれないけど、大好きだからね」
などなど、次男が1人では何もできず、お世話が大変なことも伝えた。

長男自身がお気に入りだったのは「生まれてきた赤ちゃんが長男君みたいにかわいかったらどうしよう。ママ、くらくらになって倒れちゃうかも」というフレーズ。「赤ちゃんが僕みたいにかわいかったらどうなっちゃうの?」とことあるごとに聞かれ、「ママ、倒れちゃうよ〜」の繰り返し。

産まれてからは、(大人が手を添えながら)抱っこさせてあげたり、ミルクをあげさせたりして、「次男ちゃんってかわいい」と思ってもらえるように。

また、次男が泣いているのに長男が甘えてきた時は、あえて次男を放っておき「泣いてるけどどうしようか」と長男に聞くようにした。
例えば、夜寝る前に歯磨きをしてうがいする時、洗面所まで「抱っこ」と言われたけど、次男が泣いている。「じゃあ、このまま次男ちゃんを置いて行こうか」と聞くと「それはかわいそうだからダメ」と言い、非常にしぶしぶだけど「次男を抱っこして」と言われた。「僕が抱っこして欲しかったのにぃ」と半ベソをかきながら・・・。その時に「次男ちゃん思いで優しいね」とすごく褒めた。
今では、私と長男で寝ようとしている時に次男が泣き出したら即「行って!」と促されるほどに。

昨日夫が「長男くんと次男ちゃんはどっちがかわいいの?」と聞くと、「そりゃあ次男ちゃんでしょう!」と言う。「じゃあ、ママと次男ちゃんはどっちがかわいい?」と私が聞くと「2人とも」と。ありがたいことです・・・。
好きなテレビを見ている時に次男が泣くと「うるさいなあ!」と言ったりもするけど、基本的にはかわいいと思ってくれているみたい。

前は手が離せない時に「そこにある◯◯取って」と頼んでもまず取ってくれなかったけど、今は授乳中に頼むとちゃんと取って渡してくれる。冷蔵庫からイチゴのパックを取り、水で洗って1人で食べる、なんてこともする。赤子が産まれてから1人でいろいろやるようになって(気分次第ではあるけど)、非常に助かっている。

みんなに「赤ちゃん返りした?」とやたらに聞かれるので、長男自身に「赤ちゃん返りって何?」と聞かれた。「赤ちゃんが産まれたあと、長男くんが甘えん坊になったりすることだよ」というと「なんでそうなっちゃうの?」という。ヤキモチを説明しようと「ママが次男ちゃんをかわいがってたらやな気持ちになる?」と聞いても「何で?」と。「うーん、次男ちゃんを抱っこしてたら寂しい?」と聞くと「寂しいよ!」というのでやっぱりそうかーと思ってたら「だって、次男ちゃんの頭しか見えないから。顔が見たいのにー」だって、そっち?
ただ、私が「次男ちゃん好き」って言ってもイヤじゃないけど「パパ好き」って言ったらイヤなんだって。こっちは対策してこなかったからなw だから、ヤキモチをもともと妬かないってわけじゃないみたい。

赤ちゃん返りがないだけでとてもありがたいことなのに、慣れてしまうと他のことに不満を持ってしまうもの。長男にイラっときたら、できるだけそのことを思い出すようにしている。

今後、赤ちゃん返りが訪れることもあるかもしれないので、まだまだ油断せず、長男の気持ちをしっかり尊重してあげたいと思っている。

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追記

産まれてからの声掛け追記。
「次男ちゃんはお腹の中にいた時から長男君の声を聞いてるから覚えてるはずだよー」といい、次男は長男を大好きなのかもね、と言って聞かせた。実際、長男の声が聞こえるとふっと泣き止むことが多く「次男ちゃんはね、僕の声を聞くと泣き止むんだよ」といろいろな人に自慢していた。

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