2015年2月11日水曜日

ゲームにハマる子、ハマらない子

できれば、ゲームにあまりハマらない子どもになってほしい。
だけど、実際子どもがどんな風になるのか、不安は付きまとう。
周りの子どもが買っていたら合わせて買わなくてはかわいそうなのか、1日30分など、決まりを作れば大丈夫なのか。

子育てに関する本を読んでいたら(最近は先を見て小学生や中学生向けも読んでいる)、ゲームにハマっている子は、親が子どもにかまっていないという現実がある、と書かれていた。
親が子どもに遊びを提案しないとか、楽しませてあげないとかそんな理由で、子どもはひとりでいても楽しませてくれるゲームばかりやるようになるのだとか。
なんか、これまでいろいろ考えていたことがまるっとその理論に収まったようで、すごく納得した。

積み木は積み木の楽しさがあって、ときにはゲームに負けないくらい面白い。でもたいていは刺激が足りないし、何回やっても面白いというシロモノではない。
毎日積み木と、毎日ゲームだったら、そりゃあゲームが勝つだろう。
だけど、今日は積み木、明日はあやとり、明後日はプラ版と、毎日違う楽しみがあって、さらにそれが子どもの成長にぴったりと合っていて、簡単すぎず難しすぎないものだったら、毎日ゲームするよりもよほど楽しめるに違いない。
ただそれを、子どもが自分で見つけ出すのは至難の技だ。というより無理だと思う。
大人が提案するのだって、相当大変だ。ていうかムリ。

私は2回目の産休中、長男と2人で過ごすときに何をしていいかわからず、遊びの本を何冊か買った。
(私はほぼテレビを見ないから)
図書館で借りてから、保存版だと判断したわけ。

それこそ昔は、近所のお兄ちゃんやお姉ちゃたちに遊びを教わっていたんだろうけど、今はそういう時代ではないということで、大人が遊びを教えてあげなくてはいけない。
それは先生なのかもしれないけど、幼稚園など何十人も見ていたら、ひとりひとりに合った遊びを提案するのは難しい。やはり、親がやるしかないんだろう。

遊びの本は保育者向けにはたくさんあるんだけど、家庭向けの本は少ない。
だけどなんとな見つけて手に入れて、暇だなあってときにパラパラとめくるとたくさんのヒントがあって、道具がなくてもしばらく遊べるものがたくさん載っている。
例えば、背中に文字を書いて当てるゲーム。すごく楽しいし、出かけ先で何かの待ち時間にもすぐできる。

待ち時間にゲームをしている子どもはたくさんいるけど、そんなとにに大人が遊び(というか楽しみ)を提案してあげられたらいいのかなと思う。
親もなかなか時間がないのだけど、何もつきっきりでいる必要はない。たとえば先日、的あてでもすれば? と的作りを一緒にしたけど、的あてゲームはひとりで勝手にやっていた。

子どもができる前は、「親はなくとも・・・」じゃないけど、子どもって勝手にたくましく育っていくんだと思っていた。勝手に遊びを見つけていけるんだと思っていた。
だけどそうではなくて、親の、特にいつも一緒にいる母親の影響って恐ろしいくらいに強いんだなあと思う。

で、親の遊び提案力っていう感じのテーマで記事や書籍が出せないかなあって思っていたりするこの頃です。

2 件のコメント:

  1. すごい!タイムリーにおととい、私も読んだ本でゲームにハマっている子は、親が子どもにかまっていないってのを読んだばっかりだよ~。
    私も、ゲームばかりする子にしたくないし、自分にクリエイティブさがなくてすごい嫌なので
    子供には身につけてあげたいなぁと思ってたところ~。
    このままだとダメだと思うので努力しないとなー!
    色々参考にさせてもらうので、楽しみにしてるよー^^

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    1. ありがとう! そうか、結構いろんな本に書かれているのかな? 今までの私は「そうはいっても構ってられるほど暇じゃないんです!」的な考えでスルーしちゃってたのかも! 今度Webの企画として出してみます。そんな記事が書けるといいな~。

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