2016年6月22日水曜日

母子の蜜月期

子どもは3歳までに一生分の親孝行をやりきってしまう、とよく言われる。
長男が3歳になる頃「かわいいかわいい、という時期がもう終わるのか? あんまりだ」と、はたと気づいた。

実際どうなのか?

母としては、スイッチが切り替わるとでも言おうか。
つきっきりで見ていなければいけなかった我が子。
それに報いるように見せるたまらないほどの「つたなさ」が、
ある程度の終焉を見せるのは事実だ。

今は次男がそのタイミングに来ているのを感じる。
自分の気持ちを伝えられるようになってきた。
放っておいてもある程度危なげなくものごとをこなす。
自分の肉体の片割れのように思っていたのは、子どもだけではなく、母である私も同じだったのか。

目を離すと壊れてしまいそうな時期の子どもに「赤ちゃん」ではない名前がないものか。
そろそろ2度目が終わる。

次の子どもを生まない限り、もう一生やってこない蜜月の日々。


※こちらは、Twitterに書いたことをまとめてやや編集したものです。

2016年6月14日火曜日

「やりたいこと」を我慢するのが心底辛い

どういう心理なのか。

今日は習いごとがある日で、学童で外遊びをする前に帰宅しなくてはならない。
「こんなに晴れてるのに~!」と、言う。
「雨ならよかった~」って。
雨なら、外遊びしたい気持ちにそもそもならないし、外遊びしている友だちを羨ましくも思わないし、早帰りしたくないと思わない、ってことなのかな。
彼にとって、遊べないことより、遊びたい気持ちを抑えるほうが嫌なんだろう。

昨日は雨だったので長靴で学校に行った。
学校では、長靴を履いていると(その後雨が上がって)ジャングルジムで遊ぶときに
二段までしか上ってはいけないといわれているらしい。
だから、「昨日は外遊びの時間までに雨が止まなくてよかった」と言う。
やっぱり、我慢するのが嫌なんだ。

大人になると同じような明日が来ることはわかっているし、やったからってどうなの、ってことも考えてしまうし、我慢と向き合う方法も心得ている。

「やりたい」という気持ちを抑えるのがどれだけ子どもにとって辛いのか。
私も過去そうだったのを思い出した。